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オタク既婚女の日常

【不妊治療番外編】PGT-A(着床前診断)

こんにちは、マグ二です。

今回はPGT-Aについて少しだけ掘り下げて書きたいと思います。

前回の不妊治療の話はこちら

 

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【PGT-A検査のために必要なこと】

・検査についての資料を読む(夫婦で)

・検査についての動画をみる(夫婦で)

・必要な書類を書いて提出

これだけでした。もっと大掛かりなことをしないとダメなのかなとか思ってたのですが、あっさり承認されてホッとしました。

 

【検査についての確認】

検査について先生からの確認がありました。

〇検査の目的

これはもちろん私がこれ以上流産をしたくない、陰性判定で精神的ダメージを負いたくないためです。そのまま先生に伝えました。

 

〇性別のこと

「この検査では性別は知ることが出来ません。いいですね?」と2,3回先生から言われた気がします。「めっちゃ確認するやん…('ω')?」て感じだったので、「別に大丈夫です」と伝えていました。夫も私も性別は生まれてくれればどちらでも良いのでこだわりなどはありませんでした。

ちなみにお世話になっている鍼灸院の先生にこの話をしたところ、けっこう「産み分け」なるものがあると聞きました。その後「産み分け」で検索したところ特定の性別を希望する方が少なくないことに驚きました。ぶっちゃけ不妊治療で苦労している身としてはそんな希望を持つという発想がなかったですね(;・∀・)

 

〇検査の精度

PGT-Aの精度はかなり高いらしいですが、100%とはいかないようで、本来移植できるはずの正常な胚を移植不可と判定されてしまったり、また逆のパターンもあること。そのため絶対妊娠するわけではないことなどの説明がありました。

 

【モザイク胚の扱い】

このPGT-Aでよく問題とされるのがモザイク胚の扱いです。モザイク胚は妊娠継続するかどうか分からない胚なので、移植するか廃棄するか考えなくてはいけないようです。その際、こちらの病院では夫婦そろってカウンセリングを受けて決定する必要がある、という説明がありました。

 


 

こんな感じでPGT-A検査を受けられることになりました。自費診療となるので、お金のことはかなり心配でした…(;・∀・)お金はかかるけど、今しかできないことですので、技術を駆使してベストな治療をしていこうと夫と決めて治療へ歩き出すのでした。

【不妊治療⑪】不妊治療再開

こんにちは、マグ二です。

不妊治療を三か月ほどお休みし、体調を整え、いざ再開です。(`・ω・´)

 

【病院へGO】

大きな大学病院へは自宅から1時間弱で通えます。初診は妻だけでも大丈夫とのことでしたので、私一人で特攻しました。そこの病院は不妊治療めっちゃ力入れてます!みたいな感じではないのですが、丁寧に診察治療してくれそうな雰囲気です。

前通っていたクリニックの施設は施設自体が小規模で、待合室なども広くは無く、土日などは人でごった返しており、廊下で立ちっぱなし…ということもしばしば。病院あるあるですよね(´-ω-`)大学病院はどんな感じなんだろうな…とドキドキしながら受付へ…

 

【初診】

紹介状と保険証を受付に出し、名前が呼ばれるのを待ちます。

以前のクリニックでは番号で呼ばれていたのですが、今回の病院では普通に苗字で呼ばれました。まぁ地域に根差した…ていう病院ではなく、あちこちから受診している人が多いと思うので、顔見知りに会う…なんてこともないでしょうし、配慮の必要はないのかなと思います('ω')

番号で呼ぶと気づかない人もけっこういますよね。前のクリニックでも何度も番号で呼ばれて最終的にフルネームで呼ばれているシーンをよく見かけました。

 

【担当の先生とお話】

産婦人科には何人か先生がおり、私の担当になる先生はあらかじめ決まっていたようです。病院探しをしているなか、この病院に問い合わせをしている時点で「〇〇先生担当になると思います」と教えていただきました。病院の内部事情はよく分かりませんが、質問しやすい先生だといいな~と思っていました。

 

名前を呼ばれ個室の診察室に入り、先生とお話をします。穏やかそうな先生で、丁寧に不妊治療について説明してくれました。以前通っていたクリニックは、なんというかいつもドタバタした雰囲気で、先生との話もゆっくり出来ない感じだったので、誰に聞かれることもなくゆっくり先生とお話出来ることに感動しました( ;∀;)

紹介状で私の治療歴は開示されているので、そこの情報の掘り下げや現在飲んでいるサプリや腹腔鏡手術の時の状態など細かく伝えました。

情報を集約し、今現在の私の状態を鑑みて、治療方針は最初から体外受精(顕微授精)、高刺激で進めていくことになりました。

 

【凍結している胚盤胞の問題】

一つ問題になるのが、以前通っていたクリニックの凍結胚盤胞です。病院によっては胚盤胞を転院先に移送することも可能らしいですが、通っていたクリニックでは対応しておらず…(;´・ω・)移送途中で胚盤胞の質が低下してしまうこともあるらしいですね。

先生の話だと、保存してある胚盤胞を残したまま転院先で採卵しなおすと、たとえ保険診療内の治療でも自費診療になる可能性もあるようです。どういう仕組みなのか素人の私にはわかりませんが、確実に保険診療内で治療を希望するなら、通っていたクリニックの凍結胚盤胞を破棄する必要があるようです。

(※あくまでも一個人の例であり、一般的にどうなのかは分かりません)

これから将来どうなるか分かりませんし、破棄を即決で決められるかというと…(; ・`д・´)という心境です。

 

【PGT-Aは可能かどうか】

先生から一通り説明があったあと、「何か質問や聞きたいこと、不安なことはありますか?」と聞いていただいたので、PGT-Aがを希望していることを伝えました。

先生からは「胚移植2回連続不成功」という実績(経験したくない実績ですが)があるので、PGT-A自体は受けられる対象であるとのことでした。そしてPGT-Aを希望すると、採卵からすべて自費診療になるとのことでした。てっきりPGT-Aの検査自体が自費診療なだけだと思っていたのですが、とんだ勘違い(´-ω-`)

つまり採卵に向けての薬代や受診料、採卵の手術代、胚盤胞の移植代もすべて自費診療とのことです。「採卵から移植まで、100…くらい飛ぶ可能性があります」と先生。

 

ですが前のクリニックに保存してある凍結胚盤胞を破棄するという選択もしずらい訳で…そう考えるとどっちみち自費診療でお金が飛ぶんだから、なおさらPGT-Aにチャレンジしてみても良いじゃないかという考えになりました。

しかし大事なお金の話なので、一度家に持ち帰り、夫と相談することにしました。

 

【夫と相談】

帰宅したあと夫に病院で聞いた話をシェアして、改めてPGT-Aをどうするか話し合いました。不妊治療していると本当に夫婦で話し合い機会がやまほどありますね。

夫としても私の考えには賛同気味で、「自分らがより若いうちにベストを尽くしたいよね」という夫婦の意見が一致。科学の力を借りて不妊治療に臨もうという考えです。

 

【検査とPGT-A】

前のクリニックですでに済んでいる卵管造影検査や性病、風疹抗体検査などははぶかれて、私はAMHの検査をしました。夫側も精液検査のみです。

私の卵巣年齢や夫の検査結果からみても、このまま採卵→体外ないし顕微授精すれば妊娠が見込めるとのことでした。

先生から改めてPGT-Aの説明と確認があり、このまま採卵に向けて治療を開始することになりました。

 

治療の経過やPGT-Aについてはまた別の記事にて。

 

 

 

 

 

 

【アラフォー女の妊娠】妊娠31週

こんにちは、マグ二です。

現在妊娠31週です。妊娠八か月最後の週ですね。あっというまにもうすぐ9か月。

最近の状況を綴っていこうと思います。

 

【麻疹こわい】

麻疹が日本に上陸し、わずかですが感染者が観測されているようですね。

妊婦が麻疹にかかると早産や流産になる可能性があるということで。世代的にはワクチンは1回は絶対打っているのですが、2回目打ったのか記憶があいまいで、次の妊婦健診で抗体検査をしてもらうことにしました。

病院側も問い合わせが多いのか、慣れているようで「分かりました~」とスムーズでした。

夫は昨年風疹と麻疹の混合ワクチンを打ってくれましたが、一応安全のため2回目も打っておこうということで、2回目も打つことにしました。感謝(*´Д`)

 

【マイナートラブル】

後期から寝つきが悪かったのですが、最近抱き枕をぎゅっとすることで寝つきが良くなりました。しかし今度は足がよくつるという事態が…

また悪阻ではないのですが、逆流性食道炎の気があるので、それのせいか時々何かがのどまでせりあがってくる感覚がありますね(´-ω-`)悪阻みたいな気持ち悪さは無いので日常生活に支障はないのですが、嫌な感覚です。

 

 

マタニティマーク

母子手帳をもらう時に一緒にマークをもらいました。つけるかつけないか迷ったのですが、自分が何か事故にあった時に「この人妊婦だ」とはたから分かるように、「これは子どもを守るためのマーク」と自分に言い聞かせ、外出用のバッグにつけています。

どっかのお店でいただいたキラキラデコられたマタニティマークもあるのですが、なんだか気が乗らず、つけずに終わりそうです。

 

 

【胎動がすごい】

妊娠八か月ですが、この時期が一番胎動を感じやすいようですね。以前は「ぽこ…ぐにゃ…」ていう感じだったのですが、今は「ゴッ!!」みたいな、頭突きや蹴りといった技を感じています。こんなに胎児って動くんだ…と感動しています。生命力ってすごいですね。あと食後に胎動が激しくなるのは何でなのでしょうか。

 

 

 

【不妊治療⑩】不妊治療お休み期間

こんにちは、マグ二です。

子宮外妊娠のため手術で卵管を切除し、退院したあとのお話です。

前回までの話はこちら

 

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【今後の方針】

退院後はただただ自分の体調やメンタルの回復に集中するようにしました。卵管から出血していたので貧血が激しく、一定時間座るのも難しい状態でした(;´Д`)

メンタル面では自前の強迫性障害がひどかったので、心療内科にも通い始めました。

不妊治療は生理が2回きたら再開して良いとのことでしたので、体調メンタルを整えつつ、3か月ほどはお休みすることになりました。

 

不妊治療の再開はどうするか】

退院当時、我々の状態としては不妊治療をしていたクリニックには凍結の胚盤胞が2つ残っている状態です。なので再開時はまた通っていたクリニックのお世話になることになります。

しかし今回の件もあり、私のメンタルや体質とクリニックの治療方針が合っていないのではと考えました。もともと夫もあまり通っていたクリニックの心象が良くなかったようで、我々には合わないのかな…と感じました。

なので夫婦で話し合い、次は転院することに決めました(`・ω・´)

 

【転院先についての考え方】

転院先の決め方ですが、私が何件かピックアップしてそれを夫に見せて一緒に検討してもらうことにしました。

当時私は胚移植を2回不成功、3回目では流産ということになります。このまま保険適用が続くまで胚移植を続けられるのですが、今までの陰性判定でのメンタル、今回の流産もあり、「着床前診断」を検討していました。なのでこの検査に対応している施設から探すことにしました。

 

着床前診断とは】

www.jsog.or.jp

こちらのサイトで詳しい解説がされてます。また色々なクリニック、病院でもホームページで解説されています。

自分は「流産しない確率が高い胚盤胞を探す」検査だと認識しています。

卵管切除の入院中、「もうこれ以上流産、陰性判定を経験したくないなぁ」という気持ちで過ごしていました。不妊治療を再開するころは自分は35歳、いよいよ高齢出産となってしまうので、子宮環境や卵子が少しでも若いうちに、より育つ確率が高い胚盤胞を見つけ子宮に戻すのがベストなのではと考えました(´-ω-`)

上のリンク先の検査実施施設一覧から自宅から通えそうな施設を探しピックアップしました。

 

【お休み期間中からやっていたこと】

サプリメントと漢方は続けていました。入院中は出来ませんでしたが、退院してからは再開しました。少しでも次の採卵に向けて自分の体を整えることが出来たら…と思った次第です。サプリはエレビット、漢方は調剤していただいたものです。

特に漢方は私の体質に合っていたようで、前のクリニックでひっかかってしまったDダイマーが平均値まで戻りました。

 

【転院先の決定】

夫と話して自宅から1時間以内で通える大学病院に決めました。ただ転院するには通っていたクリニックの紹介状が無いとお金も時間も余計にかかってしまうようなので、クリニックに紹介状を書いてもらえるよう連絡しなければいけません。

先生の予測と違う結果になったので「え…連絡するの気まず…(;´・ω・)」となりましたが、勇気を出し連絡して無事紹介状をもらうことが出来ました。

救急車で搬送された時の記事はこちら

 

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転院先での話はまた別に。

ではではまた次の記事で。

 

 

 

【不妊治療⑨】腹腔鏡手術その後(子宮外妊娠)

こんにちは、マグ二です。

異所性妊娠の続きです。

前回までの話はこちら

 

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腹腔鏡手術が終わり、先生から説明を聞きに行きました。

そんな感じで無事退院まで至りました。

まさか子宮外妊娠とは思いもよりませんでした。確率としては1%ほどらしいですね。そんな低い確率引かなくて良いのに…!!( ;∀;)

 

今回の入院では部屋のタイプを選べるのですが、自分は個室にしてもらいました。

順調に出産されてる方々と同室はお互い気まずいと思うので…(;´・ω・)

個室でも廊下や隣接する部屋からの赤ちゃんの泣き声やご家族の声は普通に聞こえていたので、「いいな~」と羨ましいやら悲しいやらで複雑な気分でした。

 

その後の不妊治療はまた別に記載します。

ではでは次の記事で。

【不妊治療⑧】腹腔鏡手術

こんにちはマグ二です。

不妊治療レポの続きです。前回までの話はこちら。

 

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急な腹痛に襲われ救急車で病院へ搬送していただいた続きです。

病院の先生から検査の結果、診断されたのは…

 

 

初めての手術でした。

静脈麻酔や歯科の麻酔で毎度毎度追い麻酔をされる体質なので、全身麻酔は大丈夫なのかと心配でしたが、無事意識を飛ばせました。

ただちょっと遅かったようで、手術台周りにいたスタッフの方々との気まずい沈黙がありました(;^ω^)自分はお酒が強い体質のようですが、関係あるんでしょうか。

全身麻酔は自発呼吸を止めて人工呼吸で管理するようですね。管を入れられる感覚はまったく感じませんでした。胃カメラではすぐえずいてしまうので助かりました。

 

 

 

トイレまで行けたら尿管は抜けました。尿管自体は胚移植で慣れてたので、あまり違和感とか痛みとかは平気でした。

入院生活の続きはまた次に書きますね。

【不妊治療➆】陽性判定その後

こんにちは、マグ二です。

不妊治療の続きの記事になります

前回の記事はこちら

 

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胚移植3回目にして陽性になりましたが、強まる強迫性障害と戦いながら日々をすごしている中の話です。

救急車呼ぶことにしました。

夜間診療を実施している病院に片っ端から電話したのですが、

夜間受診は難しいとのことで…(;´Д`)

 

 

そうです、当時通っていたクリニックの救急用の連絡先も知ってはいました。ただ病院ではなく、先生個人の携帯につながるようになっており、なんだか電話しずらく、もし婦人科系と関係ない症状だったら…と考えると自分から連絡は出来ませんでした。

 

 

 

夫は私が内診・検査されている時以外は私の近くで荷物もって待機してもらっていました。痛みが治まったところで先生から私の状態についての説明があります。

 

長くなってしまうのでとりあえず区切りますね。