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オタク既婚女の日常

【強迫性障害】私がずっと持っているもの②

 

こんにちは、マグ二です。

今回は私が持つ強迫性障害についての続きの記事です。

前回の記事はこちら。

 

hanagumorin.hatenadiary.jp

 

 

心療内科へ】

当時の私は今にも自殺してしまうのでは、というほどの状態に見えたらしく、昼間に夫に生存報告をしていました。もともと戸締りなどで「自分は強迫性障害っぽいなぁ」と思ってはいましたし、これ以上周囲に心配をかけたくなかったので、心療内科を受診することにしました。

 

地元の心療内科もちらほらあったのですが、電話すると数か月先まで予約でいっぱい…だったので、電車で少し移動した駅近くのクリニックに通うことにしました。そのクリニックもいっぱいだったのですが、事情を詳しく話したところ、急遽ねじこんでいただけました。

 

【いざクリニックへ】

心療内科を受診するのは初めてで、少し緊張しながらクリニックへ足を運びました。入ると静かな雰囲気でリラックスできるような感じでした。最初はカウンセラーさんのカウンセリングがあり、そのあと心療内科の先生とお話ししました。

自分が今まで経験してきた強迫症状を人に詳しく話すのが初めてで、話しているうちに涙が出てきました。無意識に「これは人に話してはいけないこと」と思っていたのかもしれません。「小学生の時から苦しい思いをずっとしていたんですね」と言われ、改めてこの疾患は根深いというか、しつこい病気なんだなと痛感しました。

先生も話しやすい方で、とりあえずSSRIと呼ばれる種類の薬を1週間分出してもらって、それで様子をみることになりました。

 

SSRI服用】

精神的な薬を始めて服用することになりましたが、結果からいいますと私は現在SSRIは飲んでいません。飲み始めてから1日で副作用に勝てずすぐ5日ほどで断念しました。

たしかに飲むと気持ちが落ち着き、ぽや~~~とした気持ちになります。極端な不安感は消えました。しかし腹痛や眩暈などがひどく私の体には合いませんでした(;´・ω・)

 

 

【行動療法】

一週間後再度クリニックを受診し、副作用がひどいと先生に伝えたところ、とりあえず行動療法を中心にやってみましょう、という治療方針になりました。具体的な方法としては、「不安なことをノートに書く」というものです。書くことによって「こんなこと起こる訳ないじゃないか」と客観的に自分をみることができので、頭の中を整理して落ち着くことを目標としています。

また、私は強迫性障害の患者で、加害恐怖、確認行為などに当てはまるようなのですが、この「〇〇〇だったらどうしよう、大丈夫だよね?」など他人に確認することは禁止になりました。

今まで夫に懺悔の気持ちとして、自分のやってしまったこと(妄想)を伝え、夫から「大丈夫だよ、そんなことにならないよ」と言われ安心する、という行動を繰り返していたのですが、それも禁止になりました。戸締りも2回目、など自分で回数を決めて道中不安になっても家に戻らないようにしました。これがけっこうキツイですね…。

 

【その後】

心療内科に通っているおかげで、症状はだいぶマシになりました。しかし現在妊娠している身であり、今度は感染症や食中毒に対する過度な恐怖感、強迫観念がひどくなり…。本当に厄介な疾患ですね。現在は産院にある心療内科にお世話になっており、引き続き様子をみていただいております。そのへんの詳しい出来事はまた別の記事で書きたいと思います。